現在苦しんでいるお子さんに対して
「親として色々頑張っているのに、全然うまくいかない」と悩まれていませんか?
実はちょっとやり方を変えるだけで、結果は違ってくるのです。
われわれ淀屋橋心理療法センターは
家族の力はとても大きいものだと考えています。
そしてその大きな力はプラスにもマイナスにも働きます。
プラスに働けば、お子さんはどんどん元気になり、自信が出て輝きます。
一方で、家族の力がマイナスに働いてしまうと
お子さんが精神的に成長する上での足かせとなってしまいます。
難しいのは、親と子の相性をぴったり噛み合わせ
お子さんの性格に合った対応をして、効果を上げることです。
それが出来ていないと
親御さんがお子さんのことを大事に思っていることが伝わらず
誤解されてしまう場合があります。
当センターは、親子の相性を今よりもっと噛み合うように調整し
家族の力をプラスの方向に活用します。
淀屋橋心理療法センターは、1983年(昭和58年)にわが国初の家族療法カウンセリング専門機関として、所長・福田俊一(精神科医師)が淀屋橋(大阪市中央区北浜)に設立しました。その後1993年に大阪府豊中市の緑地公園駅近くに活動の拠点を移し現在にいたっています。
家族療法(family therapy)は、1960年代に欧米を中心に発展してきた心理療法です。治療現場に家族の参加を求めることにより問題解決の糸口が増え、カウンセリング効果を大幅に高めることができます。ご家族にアドバイスを出すことで、お子さんへの対応のコツが分かり、いち早く問題解決へと導くことが可能になります。
◆ まずはしっかり性格分析。そしてご本人の性格に合った対応をアドバイスします。
◆ お家に帰られてからでもすぐに実行に移せる具体的なアドバイスをお出しします。
◆ アドバイスを出しっぱなしにはしません。効果を上げているか確認します。
◆ 性格に弱みがあれば、必ず強みがあるはず。それを探します。
◆ お薬は使わず、カウンセリングだけで勝負します。
◆ 複雑に見える問題も、小さなところから丁寧に解きほぐす解決力を持っています。
◆ 今の目の前の問題だけでなく、将来待ち受けている困難も自分で乗り越えていく力が付くように援助します。その人がその人の持ち味でしっかり輝くというのが我々のゴールであり、喜びです。
当センターは、ご家族のかた(特に親御さん)へのカウンセリングに特化しております。
「とにかく本人を診てほしい」「本人を診て、私たち親を安心させてほしい」というすがりたいご家族(親御さん)の気持ちはよくわかります。
しかし、心のケアをする場合は、いきなりご本人が来られることは、実は危険度が高いのです。特に問題が深刻であればあるほど、危険度は高くなります。
お互いがよく知らないまま出会ってしまうと、カウンセラーがご本人の持ち味に合わない接し方をしてしまったり、アドバイスのタイミングについても早すぎたり遅すぎたり、ズレが出てしまうことがあります。
お子さんご本人にお会いした方がいいかどうかは、まず事前に親御さんとカウンセラーがお子さんについて話し合います。その上で、お会いするかどうか決定いたします。
「親の話だけでちゃんとカウンセラーに判断してもらえるのか不安だ」と心配されるお子さんもいらっしゃるかもしれません。それについては大丈夫です。われわれは家族療法の専門家ですので、親御さんの意見だけではなく、たくさんのエピソードをお聞きし、事実に基づいて判断いたします。
治るためにはご本人の中に眠るプラスの力を育てないといけないのですが、ご本人に「あなたにその力がある」と説明するのが難しいのです。なぐさめにしか聞こえない場合もしばしばです。
ご本人のプラスの力について、いくら議論しても、育たなければ意味がありません。
当センターの経験では、このプラスの力は親御さんの工夫や理解があった時に育ちやすいのです。
親御さんは不安のあまり、あるいは教えてあげたい一心でお子さんに接しますが、それが逆効果となり、プラスの芽を摘んでしまっている場合もあるのです。
「なるほど、うちの子はこういう風に接したら成長するんだな」と親御さんが安心してお子さんに関わり、そしてプラスの力がすくすく伸びていくという軌道に、一刻も早く乗せていくことが最優先なのです。
何より大切なものは、ご家族(親御さん)の当事者意識です。「自分しかこの子を救ってあげられないのだ」という覚悟、意識ができれば、当センターのアドバイスは非常に効果をあげ、数ヶ月後にはご本人の大きな成長へと実を結ぶのです。
次のようなことでお困りのご家族はいらっしゃいませんか?
「本人にどう対応したらいいかわかりません」
「“焦らず見守りましょう”って言われたんですけど、ぜんぜん変わらなくて」
「良かれと思ってやったことが裏目に出てしまって」
「本人が口をきかなくて困っています」
「もううちの子、なにをしてもダメだわ」
治療面接では、今お困りの内容をじっくりと聞かせていただきます。またこちらからも本人のご家族、学校、友人関係、職場関係など360度の角度から質問させていただきます。そして全体像を把握しながら、親御さんへの対応のアドバイスを導き出します。お家に帰られてからでもすぐに実行に移せるアドバイス、ついうっかりと間違っても何度でもやり直せるアドバイスばかりです。
ご家庭でやってみて「よかった」「だめだった」といった結果をもとに、次回のカウンセリングでは話し合いながら軌道修正をしていきます。こうして家族とカウンセラーが協力しながら、問題解決への対応をさぐっていきます。最初はとても小さな変化からですが、少しずつ着実にお子さんは変わっていかれます。
「最初の三ヶ月はこまめにカウンセリングに通ってください」とお願いしています。治療は勝負であるということをいくら強調しても強調しすぎることはないと思います。よいパターンを掴むための勝負です。また「手応えについては三ヶ月ご辛抱ください」と、ご家族には申し上げています。やがて起きる劇的な変化に驚かれることでしょう。
最初はご家族が頑張り、ご本人が自信を持ってプラスの芽を伸ばせる場を作ってあげるのです。そしてご本人には、自分らしさを見つけ出し、エネルギーの源を探し出してほしいと考えています。
もし、ご本人が治療に関わりたいと思われるのであれば、次のようなことは治療の効果を下げることになるので、お止めいただけると助かります。
①「今日のカウンセリングで言われたことを全部報告しろ」と家族に詰め寄る。(ご自身のことですから気になるのは分かりますが、治療の舞台裏をあまり細かく詮索しない方が、治りやすかったりするのです。)
②「もう3回も行っているのに、まだ治らないのか。一体いつ治るんだ」と家族を責める。(今までの治療に対する不信感や焦りからくる発言ですが、ご本人に適した変化のスピードというのがあるのです。家族を急かしすぎると、家族の機能が働かなくなります。)
当センター所長である精神科医師は、総合病院で精神科医療に取り組んだのち、薬物療法は他の医療機関にお任せし、アドバイスだけで解決する道を選び、修行を重ねてきました。そして家族療法をベースにしたカウンセリングだけで様々な症状を治してきました。「病院に行くべきか、カウンセリングがいいのか」と迷っておられる方にも、まちがいのない医学的/心理的な判断ができます。それゆえ幅広い症状に対応することができます。
治療経験の多い分野
長年に渡る治療成功の経験をもとに、解決しています。
お仕事をおもちの方にも利用していただきやすいように、土曜日、日曜日、祝日もカウンセリングを行っています。また夜間は最終面接が8時スタートまでご予約できます。
当センターは完全予約制となっており、他のご家族と待合室であまり会わないように工夫しております。
重い症状の例
A:ご本人を診てもらった方が早く解決すると思っておられるご家族様から、よくいただく質問です。 実は心のケアに関して言えば、重症の人が初回から来所しても、うまくいかないことが多いのです。 症状が重くても、あえて本人抜きのカウンセリングからスタートする理由は、次のように挙げられます。
①本人は、人と関わることに対しての不信感・不安を抱いている
②本人がたくさんの医療機関を転々として傷ついていたり、治療の効果が上がらなかったことで不信感を抱いている場合も多い
③重症の人は心に余裕がなく、カウンセラーのアドバイスをうまく吸収できないことが多い
④本人がカウンセリングに来たがらない場合が多い
⑤本人が来所を希望する場合は、とても焦っていることが多く、その焦りに応えようとすると治療がうまくいかなくなることも多い
⑥もし親子関係がこじれている場合は、親側から動いた方が解決率が高い(淀屋橋心理療法センターでは)
⑦淀屋橋心理療法センターの約40年のカウンセリング実績をみると、親御さんのみの来所の方が解決率が高い
※ただし、治療が軌道に乗ってきた段階で、ご本人に来所していただく場合もあります。
A:これはよくある誤解なのですが、実際には、家族の関係が良いほど家族療法は有効です。 家族の力という、とても大きな力を使ってお子さんを元気にしましょう。
A:これもよくある誤解です。
家族療法が有効かどうかは、家族の関係の良し悪しというよりも、精神的にしんどくなっているお子さんに対して、ご家族に助けてあげたいという意欲(当事者意識)があるかないかが一番重要な部分です。
家族の関係が悪くても、家族にお子さんを助けようという意思があれば、家族療法は有効です。
一方で、家族の関係が悪く、お子さんに対してご両親のどちらもが協力する意欲が低い場合は、家族療法は有効ではありません。
※いずれも当センター独自の進化した家族療法についてのみ該当することです。
A:親御さんの対応のアドバイスと聞くと、親御さんの中には「カウンセラーから怒られるんじゃないか?責められるんじゃないか?」と、不安に思われる親御さんもいらっしゃるようです 。
センターでは親御さんの今までの子育て等を責めるようなことは一切致しませんのでご安心下さい。
親御さんを責める必要など一切ないのです。
それより、今どうするかに集中し、親御さんの力を発揮して頂いて、お子さんを元気にして頂きたいのです。親御さんを責める事に何のプラスもありません。
当センターの治療方法では、親御さんはお子さんが元気になるためのキーパーソンです。その為、治療のキーパーソンであるご両親とカウンセラーの信頼関係を大事にしないと治療の成果が上がらないのです 。
「お子さんにあった親御さんの接し方をいかにアドバイス通りやっていただくか」というのは、当センターの治療でとても重要なことの一つなのですが、 私たちが唯一親御さんに強くお伝えする時があるとしたら、それは「お子さんを伸ばす日々の接し方のアドバイス」を親御さんになかなか聞いて(受け入れて)いただけない時です。
お子さんを成長させ、治療を成功させるためにも私たちは、とことん親御さんとコミュニケーションをとり、お伝えしていきたいと考えております。
また、医師やカウンセラーから、「お子さんの心に寄り添えていませんね」というような抽象的な指摘をされたまま、具体的にどの部分が悪くてそこをどう変えればいいのかアドバイスをもらうことなく、指摘された意味が理解できないまま、モヤモヤされている親御さんも少なくないようです。
当センターは、親御さんが理解しやすいように、具体的で実践しやすいアドバイスをお出しきっちりと結果をあげることに拘っています。
我々と一緒に、力を合わせて頑張ってみられませんか?