不登校の子には独特の性格や持ち味をもった子が多いものです。ですから、対応の仕方もその子に合ったものでないとなかなか心を開いてくれません。再登校させるにも、親御さんの対応の良し悪しが影響してきます。一度、ご自身の対応をチェックしてみて下さい。
1.いつも「人の悪口を言ってはいけない」と言い聞かせている。
2.なかなか言うことをきかない時、甘やかせてはいけないと思ってしつこく注意している
3.気もちを軽くしてやるため、子どもが悩んでいる時はいつもアドバイスしている
4.動きが遅いとクラスメートのペースについていけないので、いつも急かしている
5.ゲームやPCへの依存が心配で、約束の時間が守れないと強制的に取り上げたり電源を切っている
6.生活リズムが乱れると再登校が難しいと思い、早寝早起きはしつこく言っている
7.子どもが間違ったことをしようとしていたら、すかさず指摘している
8.外出や旅行の段取りなどは、親がすべて決めている
9.子どもが落ち込んだ時は「なぐさめ」、怒っている時は「なだめる」よう心がけている
10.子どもがしっかりするために、まずは親がしっかりとして見本になるようにしている
ケースバイケースですが、淀屋橋心理療法センターでは、子どもさんの性格や持ち味によっては「No」の対応をアドバイスすることがよくあります。