子どものゲーム依存症(ゲーム障害)で
お困りの 親御さん向けのカウンセリング 治療説明会

子どものゲーム依存症(ゲーム障害)でお困りの 親御さん向けのカウンセリング 治療説明会

子どものゲーム依存症(ゲーム障害)でお困りの親御さん向けのカウンセリング 治療説明会が8月20日に淀屋橋心理療法センターにて行われました。

ここ数年、淀屋橋心理療法センターにお問い合わせのあるお子さんのご相談内容のうち、ゲーム依存症・家庭内暴力がとても増えており、我が子がゲームに依存してしまった場合に、どこに相談していいのかが分からないとのことで、親御さんより当センターに相談のお電話をかけてこられます。

今回は、治療説明会の開催日が夏休み後半ということもあり、来所された親御さんの中には、子どもがこのままゲームにのめり込んでしまい、新学期になっても学校に行かなくなるのでは?と不安に思われる方もおられました。

NHKの方からゲーム障害についての取材を受け内容が放映されました

NHKの方からゲーム障害についての取材を受け内容が放映されました

偶然にも、子どものゲーム依存症でのカウンセリング説明会当日に、NHKの方からゲーム障害について取材依頼の電話がありました。

淀屋橋心理療法センター所長 精神科医師 福田俊一と、当センターでカウンセリングを受けられゲーム依存症を克服されたクライアントさんが後日取材を受け、ニュースで放送されました。

NHKで取材をされている方にとっても、ゲーム障害(ゲーム依存症)については、注目される問題として、特に夏休みなど長期休みの間にお子さんが「ゲーム障害」「ゲーム依存症」になるケースが多くあることに着目されていたようでした。

お盆に家族で親戚の家に長期滞在した時に、子どもは特にやることもなくゲームをしていたら、どんどんゲームにのめり込んでしまっていたというお悩みは、夏休みならではの内容だったのではないでしょうか。

福田はゲーム依存症の子どもに対する対応として、「ゲームにはまりやすい性格のお子さんをいかにうまく伸ばしてあげるかが大事なポイント」と話していました。

NHKよりゲーム障害について取材を受け放送されました

夏休み中にゲーム依存症・ゲーム障害になる子どもたち

夏休み中にゲーム依存症・ゲーム障害になる子どもたち

カウンセリング治療説明会に参加してくださった親御さん方も、夏休みで自由な時間が増え、時間管理もルーズになり、ズルズルとゲームに依存していくお子さんの様子を見て、このまま何も声かけずほっておいて大丈夫なのか?それとも事細かく注意したほうがいいのか?どんな方法を取るのが正解なのか困惑されておられました。

説明会の冒頭で公認心理師 福田俊介は、「ゲームに依存しているお子さんに対する対応の工夫の一つとして、”ゲームをやめるように言わない”」と話し、その代わり親御さんに何ができるのかということを説明しました。

親御さんがゲームをやめるように言わないことで、お子さんは親御さんに対して警戒する気持ちが緩み、親御さんに話しかけてくる場合があり、そのときの対応がとても重要になります。

親御さんには、お子さんが話しかけてくる機会を上手に生かして、親子の対話の仕方を工夫する事により、お子さんの関心をゲームだけからゲーム以外のことに広げることができるとお話をしました。

詳しいことは説明会でお話ししておりますので、是非、次回の説明会にお越しください。

過去に行われた子どものゲーム依存症でお困りの親御さん向けのカウンセリング 治療説明会のレポートにも、お子さんに対しての対応のヒントやお子さんの変化について、詳しく書かれてありますので、ご参考になさってください。

ゲームをうまく利用した、ゲーム依存症の治し方
スマホ・ゲーム依存と暴力 依存症からの脱出
ネット・ゲーム依存症【カウンセリングによる】治療と回復事例&アドバイス
ゲーム依存症からの脱出 親御さんの悩み
子どもの【ゲーム依存症】ゲームは取り上げる?好きにさせておく?

依存症の専門家の方からのご感想

依存症の専門家の方からのご感想

今回の説明会では、行政の相談窓口で働かれている依存症の専門家の方からの希望で、特別にご参加いただきました。

依存症の専門家の方は、当センターの説明会に対し、「親御さんが、子どものゲーム依存症についてカウンセリング説明会に熱意を持って参加されるたれるだけでもすごいと思いました」とおっしゃっていました。

子どものゲーム依存症は子どもの問題と思われている親御さんも多いとのことで、私は、専門家の方の言葉が、我が子のゲーム依存症に対してどうすれば抜け出せるのかを自ら学びにこられている親御さんへの激励の言葉に感じました。

ゲーム依存症でお困りの親御さん向けカウンセリング治療説明会を終えて

ゲーム依存症でお困りの親御さん向けカウンセリング治療説明会を終えて

カウンセリング 治療説明会に参加された親御さん方は、アンケートの感想に『いかに子どもとの会話や雑談が重要かがわかりました』と書いてくださっていました。

他にも、ゲームを活かしてゲーム依存症を乗り越える、結果を急ぎすぎない、自信や自主性を育てることが大変勉強になりました、などの親御さんの言葉があり、説明会に参加されたことで、親御さんそれぞれに参考になったポイントがあったようです。

淀屋橋心理療法センターでは、他にも不登校をのりこえるための親御さん向けカウンセリング説明会など、定期的にカウンセリング治療説明会を開催しております。
ぜひともご参加ください。

この度は暑い中、淀屋橋心理療法センターの<子どものゲーム依存症についてのカウンセリング治療説明会>にご参加いただきありがとうございました。

ゲーム依存症

2024.10.17  著者:《大阪府豊中市 淀屋橋心理療法センター》戸塚光子

               

記事内容の監修医師

淀屋橋心理療法センターの所長 福田 俊一

淀屋橋心理療法センター所長 福田 俊一

  • 医師。精神科医。淀屋橋心理療法センターの所長であり創業者。
  • 日本の実践的家族療法の草分け的存在。
  • 初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践、技法の開発、家族療法家の育成に貢献した。
  • その後は、摂食障害、不登校、ひきこもり、うつ、家庭内暴力(子から親へ)、リストカット等の家族療法の開発に尽力している。
  • 著書多数。

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