リストカットを止めるために効果的な治療方法とは?臨床心理士が解説!

リストカットを止めるために効果的な治療方法とは?臨床心理士が解説!

今回は、リストカットを止める効果的な治療方法についてお伝えします。

この記事は、淀屋橋心理療法センターのカウンセラーであり臨床心理士・福田俊介が執筆したものです。カウンセラーという立場から、日々臨床の現場に出ている福田俊介が感じた、リストカットの問題の数々。

お子さんのリストカット治療の課題と現状や、福田俊介が気付いたリストカットの良い治療方法とリストカットを克服するためのポイントをお伝えいたします。

急増しているリストカットの問題

ここ2,3年で、淀屋橋心理療法センターに寄せられるリストカットのご相談が急増しており、私、臨床心理士 福田俊介も、多くのカウンセリングを重ねてきました。

一般的に、リストカットは何度も繰り返し行われることが多く、一旦はリストカットが止まったように見えても、何かをきっかけに再発してしまうことも少なくありません。
広く知られている治療法としては、カウンセリングや薬物治療などがありますが、完治を目標として治療を引き受けてくれるクリニックやカウンセリング施設は多くないのが実情です。

リストカット、効果の高い治療方法とは?

しかし、私自身、リストカットの治療(カウンセリング)を数多く経験する中でハッキリしてきたことがあります。
どうやらリストカットの治療は、淀屋橋心理療法センターのカウンセリング治療と相性が良いようなのです。

当センターでは、不登校・摂食障害・ゲ―ム依存・家庭内暴力など、様々なお悩み解決のためのカウンセリングをお受けしており、多くの問題を解決に導いてきました。
問題によっては、解決までに長い時間を要するケースもありますし、短期間で良くなるケースもあります。
その中でもリストカット治療については、成功率がとても高く、良くなるスピードが速い場合が多いことがわかりました。(お子さんの口数がとても少ない場合は、時間がかかる傾向にあります)

リストカットのご相談では、他の問題が付随しています。
よくあるのが、オーバードーズ(OD)、家出、DVをする彼氏と別れることができない、パパ活をしているようだというような問題です。
このような複雑な問題も、リストカットの治療と共に解決できるのが、淀屋橋心理療法センターのカウンセリングです。

リストカットを完治させるために大切なポイント

ただ、解決する上でとても大事なポイントが1つあります。

私の経験では、リストカットをする子を持つ親御さんは、
お子さんの状態が少し良くなると、すぐに安心してしまう親御さんが多いのです。

お子さんの状態が少し良くなると、「もうカウンセリングに行かなくても大丈夫かな?」と親御さんに油断が生まれることが多く、実際にカウンセリングを中断してしまう親御さんも少なくありません。
そして、多くの場合、カウンセリングを中断した数週間後、あるいは数カ月後に「深刻な事態になりました」と、焦った親御さんから連絡を頂くことが多いのです。

1度中断後、問題が再発してからカウンセリングを再開するのと、カウンセリングを中断せず、油断に気をつけながら治療を続けるのとでは、どちらが早く治療の成功に辿り着けるのかは、みなさんもうお気づきですよね?

カウンセラーの判断で、「ここまできたら十分だ」という地点に到達するまでは、絶対に気を抜かないで欲しいのです。そこが、リストカットをスムーズに解決するために、とても大切な1つのポイントです。

親御さんにご協力いただくことで、淀屋橋心理療法センターでは、多くのリストカットの問題が劇的に改善されてきたことを経験しております。

もし、子どもさんのリストカットについて「他のクリニックでは治療を断られた」「親だけでは、どう対応したら良いのかわからない」とお悩みでしたら、一度、淀屋橋心理療法センターにご相談ください。

皆様のお力になれましたら、幸いです。

淀屋橋心理療法センターのカウンセリング治療について、詳しくはこちら

リストカット・オーバードーズの解決方法 カウンセラーが解説!

実際に、淀屋橋心理療法センターのカウンセリングで子どもさんのリストカットを解決されたお母さんのインタビューはこちら

どうしてリスカしてしまうのか?母と娘で乗り越えたリストカット

2025.02.20  著者:《大阪府豊中市 淀屋橋心理療法センター》臨床心理士 福田俊介

               

記事内容の監修医師

淀屋橋心理療法センターの所長 福田 俊一

淀屋橋心理療法センター所長 福田 俊一

  • 医師。精神科医。淀屋橋心理療法センターの所長であり創業者。
  • 日本の実践的家族療法の草分け的存在。
  • 初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践、技法の開発、家族療法家の育成に貢献した。
  • その後は、摂食障害、不登校、ひきこもり、うつ、家庭内暴力(子から親へ)、リストカット等の家族療法の開発に尽力している。
  • 著書多数。

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