「朝、会社に行きたくない」
「職場でどうも調子が出ない」
「周りの人たちに迷惑をかけて申し訳ない」
「自分が情けなくなる」・・・
それが抑うつの症状です。仕事のよくできる知的な人や責任感の強い人、また仕事に熱心な人ほどおちいりやすく、昇進や転勤・転宅など急激な環境の変化によって生じるケースが多いようです。当センターでは、うつになったご本人さんはどうすればよいか。家族やまわりの人達はどう対応すればよいかを、総合的にアドバイスします。
うつ 家族の対応
「家族が鬱になった」そんな時どうされますか。まず本人に病院に行ってもらい診察を受け薬を処方してもらう、これが一般的な考えではないでしょうか。家族として出来ることはないか、薬でなかなか改善しない、薬が増えてくるのが心配、そんなときは是非淀屋橋心理療法センターにご相談下さい。淀屋橋心理療法センターでは薬だけでは改善できない、いろんな症状をお手伝いできます。カウンセリングで鬱を治す事を得意とし、今までも沢山の成果をあげています。
ご本人と身近な家族の方がそれぞれ当事者意識を持ち、自分に出来ることは何か我々と一緒に考えて頂ければ成果が上がる可能性が十分にあります。「本人が動かない」という場合でもまず家族の方が来所下さい。ご家族の方が出来る事は沢山あります。
働き盛りのうつ
うつの治療は、普通そんなに難しいものではありません。しかし当事者の方が、働き盛りの家の大黒柱であったり、小さい子どもさんの子育て真っ最中のお母さんであったりというプレッシャーの中で治療を成功させなければいけないので、様々な工夫が必要です。そういう訳で治療はモタモタしているわけにはいきませんし、早く解決しなければいけないということでしょう。しかも完全に。
うつと薬物療法の限界
うつの治療は、抗うつ剤+休養という事が従来言われてきました。しかし新しい画期的な抗うつ剤と言われたSSRIが出て大分経ちますが、一向にうつの患者さんが減る気配はありません。薬物療法についてはその万能性をうたった従来の治療に反省が出始めています。『薬は助けにはなるけれど、決め手にはならない』という事です。
うつに合ったカウンセリング
イギリスでは、うつ病の治療に認知療法を国として使う方向に転換しているとNHKが報じていました。これからは認知療法に限らず、うつ病にあったカウンセリング、自然治癒力を強烈に刺激できるような心理療法が必要とされています。
認知療法が効果的なうつ症状
当センターは、今のように認知療法がよく言われる以前から(27年前の設立当時から)、A.エリスやT.ベックの論理療法や認知療法に注目し、実践し、多数の症例を経験してきました。我々の経験では、現場(職場)のある人には認知療法が大変効果があります。「明日の会議でうまく発表できるだろうか」「明日もきっとTさんに冷たい目で見られるに違いない」「明日も又ミスをやらかして怒られるのだろうな」「会議の席で恥をかかされるのではないか」等、現場(職場)にいる人達の憂鬱思考は具体的です。そのような時には一回の面接で流れが変わってしまう事さえあるのです。
認知療法だけではうまくいかないうつ症状
休んで療養中の人には現場(職場)がありません。そこにあるのは、漠然とした不安や漠然としたうつ感情です。こういう時には認知療法だけではうまくいかない場合がしばしばあります。このあたりが認知療法の限界です。ところが、人にはピンチの時には支え合うという大事な機能が残っているはずです。そういう場合に、我々は進化した家族療法カウンセリングで目覚ましい効果を上げています。
うつ治療に有望な淀屋橋心理療法センターの家族療法カウンセリング
家族に焦点を当てた時、それはとても有望な解決のツールに見えるのです。しかし一方で、家族というのはとてもデリケートで壊れやすく、迷路に入りがちな存在です。我々には30年にあまる家族援助の実績があります。『どこが落とし穴か』『どうすれはうまく行くのか』を熟知し、現場で鍛え抜かれたカウンセラーが、ピンチから抜け出すお手伝いをします。
双極性障害(双極Ⅱ型)
最近うつ病と診断されていた方でも、双極Ⅱ型と診断される人がまじってきました。
双極性障害(双極Ⅱ型)とは、大きな躁状態は起こらず元気で機嫌もよく友人との交流も活発な時が、軽躁状態と判断されるものです。
このように判断された場合には、薬の出し方を変えることが多くなります。抗うつ剤もタイミングによって使いますが、それよりも気分安定薬が主体になります。
淀屋橋心理療法センターでは、医学的な診断にかかわらず、その人の生き方、対人関係、自分とのつきあい方、性格、環境等を考慮し、その人に合ったアドバイスを考えていきます。