各地の高校で卒業、進級の判定会議がそろそろ始まってきました。
昨日も「○○さんの卒業が認定されました。ありがとうございました。」と担任の先生からFAXが入ってきました。出席日数ギリギリの卒業でした。
思えば半年前から担任、お母さん、淀屋橋心理療法センターと力を合わせ、子供さんがたくましく成長され、人生のピンチを乗り切れるようお手伝いをしてきました。担任の先生もしんどい思いをされ、学年の理解を得るように一生懸命説明されたと思いますし、お母さんも子供さんを成長させるため、どうしたらいいのか工夫を重ね、アドバイスに忠実に従って頂き、それぞれが頑張って良かったなという思いで一つのゴールに到達することが出来ました。
やはり卒業できる為に頑張るという目標のハッキリしたゴールの治療は、とても後味の良いものだなと思います。
2008年2月
2019.04.17 著者:《大阪府豊中市 淀屋橋心理療法センター》福田俊一
記事内容の監修医師
淀屋橋心理療法センター所長 福田 俊一
- 医師。精神科医。淀屋橋心理療法センターの所長であり創業者。
- 日本の実践的家族療法の草分け的存在。
- 初めて家族療法専門機関を日本で設立し、実践、技法の開発、家族療法家の育成に貢献した。
- その後は、摂食障害、不登校、ひきこもり、うつ、家庭内暴力(子から親へ)、リストカット等の家族療法の開発に尽力している。
- 著書多数。
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